3章：交　通

観光

ＪＲ児島駅

児島は四国と本土の結ぶ交通の要所。その代表はＪＲ児島駅。岡山県では最南端の駅となり、全ての列車が停車しJR西日本とJR四国との乗務員の交代が行われる。制服がかわるのがちょっと見ものだ。駅の構造は、島式ホーム2面4線の高架駅で、列車有効長が通常より長く取られている。これは、この先の瀬戸大橋が強風などによる運転見合わせの際、できるだけ多くの列車を停車させられるようにしているためだそうだ。
列車接近メロディは『瀬戸の花嫁』。ちょっと珍しい「児島駅」一度は訪れてみてほしい。駅前にはバスターミナル、児島内はもちろん、倉敷・岡山方面へのアクセスも万全だ。

ＪＲ児島駅前

瀬戸中央自動車道路　児島ＩＣ

市街地から車でわずか５分のところに位置にするため、車を使った観光にも最適な環境といえるだろう。

児島観光港

昭和63年（1988年）瀬戸大橋開通の際に旧野﨑浜に観光船乗場として建設された、海の玄関。9時～16時の間出航している瀬戸大橋遊覧船（所要時間45分）を、風情漂う木造の旧野﨑浜灯明台が穏やかに見守る。
この児島観光港に隣接して、岡山県漁連水産物展示直売所「ふゅ～ちぁ～」がある。ここでは、地元倉敷市で水揚げされた魚介類を中心に販売しており、下津井名産の干しダコなども販売。鮮魚の他にも県内各地の土産物なども取り扱う。