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畳縁

  2章:和空間を彩る畳縁

2章:和空間を彩る畳縁

畳縁をつくる・・・

和空間を彩る畳縁整経として、縦糸用に各種糸をビームに巻く作業を行う。
綿糸は、艶と耐久性をもたせるために、艶出し加工も行う。
縦糸と横糸を織機にセット、縦糸を通しメカジャガードに紋紙をセットする。
そして、製織。
みるみるうちに柄が生まれて、思わず見入ってしまうところだ。
必要なものは後加工を終え出来上がり。
厳重な検品を経て出荷の運びとなる。

※紋紙とは柄を織り出すパンチカード

和空間を彩る畳縁落着きのある無地、伝統的な柄からモダンな洋風柄まで、確かな品質と3,000種類を超える商品アイテムで上質な空間を提供している。
現在は畳縁専用の織機で織りあげた両耳付きの光輝縁であるため、返し縫いを畳縁の耳ぎりぎりで縫ってもほつれる事もなく仕上がりも美しい。また、残布の発生が少なく、環境にもやさしい。
参考)髙田織物株式会社 商品紹介

 

畳縁工場

和空間を彩る畳縁『だだだだだっ』と並んだ何十台もの織機が同じリズムで畳縁を織りだしている。鮮やかに煌く糸が規則的に様々な模様を刻んでゆく様は圧巻で、見ていて飽きない。
古くから使われているだろう機械はどこか初期のオルゴールに似ていた。音は大きいが、そのリズムは工場内で反響し、和太鼓の音のように下腹に響く。
素晴らしい技術というものは、えてして芸術的なものだ。職人の糸を巻きつけるちょっとした手つきにさえも音楽性が感じられ、心地よかった。

 
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